子供が生まれると、この子はどんな風に育つのかな・・・。
どんな大人になっていくのかな・・・。
わが子への期待はどんどん膨らむばかり。
自分が出来なかったことは出来るようになってほしい・・・。
そう願ってしまうのは親として当然なのかなと・・・・。
人より先に歩き始めた。
人より先にお喋りしはじめた。
人より先に・・・・。
こうして、わが子はもしかして天才かも!!って思っちゃうのが親。
しかも、どんどんわが子への期待は高まっていく。
しかし・・・子供が成長するにつれ、その期待は心配へと変わり・・。
まわりのみんなは出来るのに自分の子はなかなか出来ない・・・。
そんな時、親であればちょっと焦る。
みんなが出来ることが出来ないなんて、かわいそう・・・。
本当にそうかなあ・・。
みんなと一緒じゃないと駄目かなあ・・・。
「出来ないこと」って悪いこと?
でも、その子にも「出来ること」はあるよね。
「ピアノランド」著者の樹原涼子さんの歌の中に
「君は君のままで」という曲があります。
初めて ママになったから うまくいかなくてごめん
もっと優しくしたいのに 怒ってばかりでごめん
君の寝顔に あやまりながら
明日はきっと 優しいママになる
もう誰かと 比べないわ
君は 君のままで・・・
この曲を歌いながら、私は何度も自分に言い聞かせています。
もちろん、息子を誰かと比べたりしない。
この教室に通ってくれている子供達も
みんなそれぞれ素敵な個性をもっていて・・・。
みんなちがって、みんないい・・・
まさにこのフレーズにつきます。
今朝の日経にこう書いてありました。
「うちの子は運動神経が鈍い。」
父母会でそう口にすると、周囲からどんな反応がでるか。
日本なら
「水泳かテニスでもさせたら?」と忠告されるだろう。
イタリア人だと反応はま全く違う。
例えば、
「よかったね。その子は多分本を読む子に育つわ。」
という風に・・・。
イタリア文学者の武谷なおみさん
著書「イタリア覗きめがね」より
みなさんは、どう思われますか?
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おさるんるん (日曜日, 03 3月 2013 14:37)
こんにちは。育児って難しいよね。
わが子に自分のできなかったことを期待するのは当然。
親以外に誰が期待するの?って思うよ。
そして悪いところやできないところばかりが目につく。
でもいいところを探して育児をした方が親子とも穏やかに過ごせると思うよ!
私の娘はつかまり立ちだって1歳過ぎ、歯も話も遅かったし、運動も苦手。
だけど読書量は抜群だし、心優しく、よく食べる。いいところもたくさん!
幸せな人生を、と思うばかりだね。
こうママ (月曜日, 04 3月 2013 20:18)
君は君のままでの歌詞、すごく身にしみました。
子供への期待…膨らむ一方です(^。^;)
何か一つできると、自分のこと以上に嬉しくて、もっとできるようになるかも!とか、もっとその力を伸ばしてあげたい!と思って、期待を掛け過ぎて、子供を追いつめてしまうことも多々あるよ(>_<)
でも、あんまり親が力みすぎてしまうと、せっかくの子供の力を握り潰してしまうよね…
子供の今ある力を誉めながら、程よい感じで伸ばしてあげていけるといいな(*^_^*)