今年に入ってレッスンの始めに少しだけ、ワークを取り入れ始めました。
毎月、テーマを決めて、それをクリアできるように
みんな頑張ってます(*^_^*)
ノートに書き取る、というところから始めて、
大譜表はみんな書けるようになったし、
コードの聴き取りに挑戦しはじめました。
前からCやG7なんかはグループレッスンなどで取り上げたりしていたので
耳慣れていたけど、
流石に、CaugやCsus4なんかは、
なんじゃ、それ??
って顔をしていたみんなが、
自信を持って、
「Caug!!」
「Csus4!]
と聴き分けて答えられるようになってきました。
CaugとCmを聴き分けるのがちょっと難しいみたいだけど、
両方のコードを聴いたイメージ作りをすると、
どの子も聴き分けられるようになってきました。
この、「イメージ作り」。
樹原先生のセミナーで教えていただいたばかりです。
本当に、レッスンで即効役立つことばかり!
子供たちが無駄な苦労をすることなく、
楽しくピアノが上達できるように・・。
樹原先生と出会って間もない頃・・
「指導者はレッスン中、無駄に弾かせてはいけません。
1回聴いたら的確なアドバイスを!!」
そうおっしゃった樹原先生の言葉に、まさにプロ意識を感じ
レッスン中、全神経を集中させて子供達の演奏を聴くようになりました。
1回聴いた演奏で伝えたいことは山ほどあるけれど、
その中で今、一番大切なことは何か・・
でも、それを伝える前に必ず問いかけること・・
「今の演奏、どうだったかな?」
自分の演奏を子供達自身がしっかり聴けていたか・・。
これが大切。
アドバイスはそのあと。
自分が上手く弾けなかったところを覚えていられるようになると
上達が早くなります。
「考える」ことの大切さです。
練習してなかなか弾けない曲は
「根性で弾きあげる」のでなく、
「弾けない理由を探して解決していく」。
ピアノの練習って根性で弾くんじゃないんだ・・・・。
つまづいたり、止まったりする理由は必ずあって、
そこをどうしたらクリアできるかを考えていくのも楽しい。
これって、ピアノに限らず、
生きていく上でいろんなところで役立つことじゃないかな。
まあ、根性も必要なこともあるけれど、
「出来ないことは悪いこと」
ではなくて
「出来ないことを認める」ことから始まって・・
「出来ないところを知る」
これ、何をするにしても上達する始めの一歩。
そこから、
「出来ない理由」
を探す旅。
コードにしたって、同じで
「聴き分けられない理由」が「イメージを持っていない」だけ。
みんな、笑顔で4つのコードを
「どんなもんだい!!」って顔をして
自信たっぷりに当てられるようになってきて、私も嬉しいです。
まだ、聴き分けが怪しい生徒さんも大丈夫❤
焦らずにイメージ作りをしっかりして音を楽しんで聴き取っていこうね。
そして、自分が演奏している曲の中でCやCmがでてくると、
「あ、これCだ」
と、曲中の構成音にも気づくようになってきた子も続出。
うふふ・・。
効果、絶大!!
こうして、みんなどんどんピアノが上手になっていくのよ~。
先週のレッスンで・・。
「なんか私、ピアノどんどん上手になってきてる!!」って
発言した小学1年生の女の子がいました。
いやいや、私も本当にそう思って
「上手になってきたね!」って言おうとした時だったのでびっくり。
自分で感じるんだからお見事!
これからもワークをこなしながら
いろんな力を身につけていこうね。
がんばるぞ!!
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こうママ (水曜日, 24 4月 2013 20:19)
こんなに難しいコードが分かるなんて、子供達はすごい!
何年もピアノ習ってた上に、学生時代にもコードの勉強したのに全然分からない(>.<)
子供達はきちんと習ったことが身についてて偉いなぁ♡
つい息子の練習を見てると私の方が力が入ってしまって、根性で何度も引き直させてしまうので、
考えながら楽しい練習にしていきたいなと思いました(^。^;)
みどり あい (木曜日, 25 4月 2013 20:37)
コードって、音大でも教えてもらえなかったけど最近はかなり重視されてきて、音大でも取り上げられるようになったみたい。
コードが習得すると音楽の幅が広がって楽しくなるよね。
クラシックは模倣音楽だけど、本当の音楽の楽しみって「作り出すもの」だと思うの。来月も引き続きコードのワークをします♪