昨日、原山小学校体育館で
花まる学習会代表、高濱正伸氏による家庭教育学級が開催されました。
昨年、第一回目が道祖土小学校であり、参加しましたが
今回はその第2回目。
お題は・・
「母親だからできること~続編~」でした。
この講演が昨年に引き続き、2回目の人と
初めての人とで人数は半々でした。
少しだけ、前回の話も交えながら、
「高濱氏が新しく気づいた事」を加え、
軽快な語り口でジョーク満載・・でも真剣なお話。
会場には教室の生徒さんのお母様方もたくさんお見えになっていて
こういった話に共感できる事を嬉しく思いました。
私の仕事は子供達と接する仕事です。
また、自分にも小学生の子供がいます。
高濱先生の考え方や教育論にうなずけるところがたくさんあって
本も何冊も読みました。
世の中、飯を食えない男が多い。
こんな大人を作り出してはいけない。
ではなぜ、そんな大人ができてしまうのか・・。
自分の子供がそうならないためにはどうすればいいか・・。
子育て教育なんて、
本に書いてある事をそのまましたって
上手くいく例のほうが少ないかもしれません。
でも、根本は一緒だと思うんです。
両親が仲が良く、親の愛情をしっかり受け止めて育った子供はまっすぐに育つ・・。
話し合いができる両親こそが子育てに成功する。
もちろん、そうだと思います。
でも、世の中、そんなに甘くない。
子育てに無反応な父親を「話し合い」にもっていくまで一苦労。
そして、さらにその先はバトルになり・・・。
イライラがつのり・・・。
その矛先が可愛いわが子へ向けられる・・。最悪です(;_;)
でも、人間だもの。イライラだってするわけで・・。
私の場合・・
仕事が終わって、夕食、後片付け、宿題のチェック、明日の準備・・お風呂・・。
まだまだすることがたくさんある。
なのに、毎日この流れがスムーズにいく事のほうが少ない。
夕食だらだら・・宿題・・やってない・・(ーー;)
明日の準備・・・どんだけ時間がかかるんじゃ・・・。
お風呂・・時間もわすれて喋りまくる・・・。
就寝時間がどんどん遅くなっていくことに・・こっちはだんだんイライラ・・。
まあね、時間がいっぱいあればいいんだけど・・。
仕事が終わって寝るまでの時間って短いし・・。
結局は、仕事でテンションを上げてずっとしゃべっている私は
イライラしだした時に無口になってしまう・・。
喋る元気もなくなる。。
無口=無視なので・・
これが子供によくない事は百も承知。
でも、男の子を育てるのにガミガミいうより無視したほうが効果絶大!
って書いたのは高濱先生。
これは本当によく当たっている。
どんなに大声をだして注意したって、男の子は聞いちゃいない。
無視がいちばん効くらしい・・。
女の子の場合は・・
高濱先生が今回・・・というより
正確に言うと昨年の10月に新たに発見された
「母と娘の関係」を作るのが一番ということ。
母親は娘のよき相談相手となり、
自分の過去の経験(例えばパパと結婚する前に付き合っていた人との話とか)
などを話してあげると、なんでも相談できる相手となっていくらしいです。
母VS娘ではなく。。
女性と女性として話をするってことみたい。
子育てなんてほんとに毎日試行錯誤。
だけど・・
いつも自分はこうでありたい。
そんな目標がもてればいいかなって思う。
昨日は、そんな目標をもたせてくれた1時間45分でした。
先生からいただいたレジュメの最後に
「まとめ」として書いてあった事を
いつも心においておきたいと思いました。
その「まとめ」とは・・・。
①子供の問題の前に「親である私は大丈夫か」・・・
イライラしていては子は叱れない。
②自分自身がハッピーか。
③頼れるよき相談者をもつこと。
④さらけ出す。恰好をつけず、本音でおしゃべりできる相手を持つ。
⑤かわいがるだけで人は育たない。
子供の将来を本気で思えば「駄目なものは駄目」と言える
⑥将来メシを食えれば子育ては合格。
成績より大事なものを親として本心で語れるように。
そして、将来、ひきこもりや家庭内暴力ならないために「お母さんに求められる事」
①早寝早起きのリズム。「休みのときくらい」は厳禁。
②ゲームは原則やらせない。脳への悪影響も心配。
③幼ければ幼いほどテレビも遠ざける。
④知・情・意・体、全ての面で「外遊び」が一番。
今回はご兄弟がいて、そのうちの一人が上手くいかなくなってきた時に・・
「一人っ子作戦」で乗り切ったご家庭のお話もとても心に残りました。
子供はいつも親から愛されているか・・。
とっても気になるんですね。
続編のまた続編が聞きたいなあ・・・。
コメントをお書きください
おさるんるん (金曜日, 21 6月 2013 10:14)
雨の中、講演会に行ったのね。いい話が聞けてよかったね!
うちは大学生になって、先生の話はちょっともう手遅れ?かもしれない?
一人ひとり、子どもは違うから、子育ての話は半分くらいにしか聞いてなかったかな。
自分が気にしない顔して気にする母親だと自覚してるから。
それに自分の中には子育ての信念もあったしね。
娘には目標の資格を取って自分で食べていけるように今は願ってるよ。
明日は父のお祝いで娘にも久しぶりに会えるよ。
みどり あい (金曜日, 21 6月 2013 13:16)
そう、手遅れにならないうちに!!・・っていう話だった。
子育ての信念って大事だよね。
だから、いろんな話は参考までに・・(笑)
自分が納得した部分を信じればいいよね。
女の子でも自分で食べていける力をもてると自信につながるよね。
明日はお父さんのお祝、楽しんできてね❤
こうママ (金曜日, 21 6月 2013 22:45)
高濱先生のお話し、前回と同様にすごく為になりました。
特に今回は兄弟の話。
息子も弟が産まれてから、みんなの注目が弟にばかり集まってしまい、少し寂しい思いもしているみたい。
たまに、「みんな弟の方が可愛いんでしょ」って拗ねることもあるよ。
でも、我が家では恥ずかしながら、毎晩寝る前に、ママの宝物だよ♡って言いながら、ぎゅーっと抱きしめるのが日課で(^。^;)
それをすると、何となく安心するみたい。
さすがに四年生ともなれば、身体も大きいし、絶対お友達には言えないな…とも思うのだけど、まだまだ甘えたい年頃のようなので、内緒で続けてるよ(^_^;
毎晩の日課もいつまでさせてもらえるのやら…
拒否される時がいつかは来るだろうし、来ないとまずいのだけど、もう少しだけ続けさせて欲しいな。と思う、身勝手な母です(>。<)
みどり あい (火曜日, 25 6月 2013 07:57)
こうママさんへ
親は兄弟分け隔てなく育てているつもりでも、子供のほうからみると違ったりするんだろうね(*^_^*)
こうママさんも私も3人兄弟だから、なんとなくわかるよね。しかも長女だし。
男の子も4年生となると、いろいろ気にしだす年頃だけど、実はまだまだ甘えたいキモチいっぱいだよね。
僕はママの宝物❤って思ってくれているうちが母は一番幸せなのかもね。
ずっとこうしていたいけど、いつかは親離れしていくよね。
その時にちゃんと子離れ出来るように今のうちにいっぱいハグしてあげたいね。