大人のピアノ教室

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOMには

何名かの大人の生徒さんもいらっしゃいます。

 

小さい頃からずっと通ってきてくれていて

大人になった生徒さん。

 

また、小さい頃にピアノを習っていたけれど

もう一度、基礎から練習してみたい・・

そうおっしゃって通っていらっしゃる方。

 

みなさん、本当にピアノが好きで

熱心です(*^_^*)

 

昨日は、この教室の4年生と2年生の生徒さんのおばあちゃまが

ピアノを習ってみようかしら・・と

お話に来られました。

 

おばあちゃまと言っても・・・

年齢もお若くて美しく、

立ちふるまいもとても素敵な方です。

そして、いつもこのブログを読んでくださっていて・・

ずっと応援していただいています。(ありがとうございます❤)

 

小学生のころピアノを習っていたけれど

もう一度、ゆっくりと・・

音を味わいながら・・

リズムなどしっかり習得して

そして・・・美しい音で弾きたい。

そうおっしゃいました。

 

「美しい音で・・・」

 

とっても嬉しいお言葉です。

 

ただただ、技術のみに走らず

音楽の根本である

「音を楽しむ」

これを一番大切にしながら演奏する。

 

これこそ、音に気持ちをのせて音の流れを楽しむピアノです。

 

もちろん、技術は大切です。

技術がなければ弾けない曲はたくさんあります。

でも・・・

自分がだしている音に気持ちが入らなければ

機械が演奏しているのと変わりがありません。

 

昨日の4年生の男の子のレッスンで

気持ちを音にのせてみよう・・

そんなレッスンをしていた時に・・

その子がポツリとつぶやきました・・・。

 

「ちょっと・・はずかしい・・」

 

うん、うん・・・わかるよ。

気持ちを正直にだすことってちょっと恥ずかしいよね。

でもね、例えば歌手がお経みたいに歌ってたら・・

聴いていてどう?素敵だなって思う?

 

「思わない…おかしい・・変だ」

 

でしょう??

 

今、CMでも流れているスメタナの「モルダウ」・・

これを棒弾きと気持ちを込めて・・両方で演奏してみせて・・

 

どっちがいい?

 

「気持ちをこめたほう・・」

 

そうでしょ(*^^)v

 

最初はね、音の方向・・

上を向いてのぼっているか・・さがっているか・・

それだけを表現するだけで演奏が変わるんだよ。

音型をみて体重をかけてごらん・・

 

・・・・その通りに弾いてみる・・・・

 

「おおおおお・・・!!!さっきと違う!!」(笑顔)

 

ほら、すっごくきれいに音が響いたよね。

こうやって演奏していこうよ。

 

「うん、これならできる!!」

 

このように、気持ちをのせる事ができるようになると

音楽の本当の楽しさを味わえるようになってきます。

演奏が変わってきます。

自分の音をよく聴けるようになってきます。

 

そして・・・

 

おばあちゃま(・・・と言うにはかなりの抵抗が・・

私と10歳くらいしか違わないんですよね・・・)

といろいろお話をさせていただきながら

指の練習曲の「ハノン」とギロックの弟子である

グレンダ・オースティンの「クラッシー・ジャズ・ポケット」

この教本はクラシックの中にジャズのセンスがピリッと効いている素敵な曲集です。

どれも素敵な曲ばかり❤

そして・・

もう1曲は連弾曲をしませんか?

ということで教本は用意せずに、その時、その時に弾きたい曲を連弾で

楽しみましょう・・・。

こんなレッスンを提案させていただきました。

 

来週からレッスンが始まります。

大人になってから、また何かにチャレンジする事って

勇気がいりますね・・。

 

勇気をだして、よかった。

もう一度、ピアノを習ってよかった。

そう思っていただけるように・・・

ご期待に添えるように・・・

 

精一杯がんばりたいと思います(*^_^*)

 

それから・・これからは、おばあちゃまではなく・・

お名前で呼ばせていただきます~❤

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM