音楽会へ行ってきました(*^^)v

 

昨日は都内まで息子を連れて音楽会へ。

 

この音楽会は

樹原涼子先生のピアノランドスクールの発表会。

 

ここに出演する友人が

招待してくれたので

ずっと楽しみにしていました。

 

かれこれ・・20年前・・

樹原先生の「ピアノランドマスターコース」

友人(彼女)と知り合い、意気投合。

ずっと一緒に勉強してきた同志です。

 

彼女が演奏したのは

「別れの歌」

樹原先生の曲です。

樹原先生のおじ様が亡くなられた時に

おじ様を偲んで作曲されたそうです。

 

悲しいけれど、とても素敵な曲です。

舞台で堂々と演奏する彼女をみて

涙がでてきました。

 

客席にはピアノの先生方も多く、最前列には樹原先生・・

そして音楽プロデューサーの樹原先生のご主人さまも・・

本当にいろんな方がいらっしゃる中での演奏は

ものすごいプレッシャーだと思います。

 

そして、そのステージにたどり着くまでの人生。

 

人生って予想もしないような

いろんなことが起こるけれど・・

転んでも、転んでも

起き上がって・・前を向いて立ち上がれば

 

いつか、自分を褒めてあげられるような

ステージに立つ事ができる。

 

そのステージは私達、ピアノ教師にとっては

発表会だったりすることが多いけれど

一番、自分にプレッシャーがかかる場所。

 

それでも、そのステージに立つのは

ピアノが好きだから。

 

ピアノの演奏は、

その人の人生が音になって出る。

 

だからそれを人の前で演奏することは

ハッキリ言って こわい。

 

でもね・・

そのステージを楽しめるようになれたらいいなって

思うんだ・・。

 

人生を楽しむのと同じなのかな・・。

 

「別れの歌」を演奏した友人・・。

実は昨日の朝方、彼女の叔母様が亡くなられて・・

ステージではきっと

叔母様も彼女を見守っていたのではないかなって

そして彼女もまた

叔母様にささげるために弾き・・

そして最期のお別れをしに

今日は長崎へ向かいました・・。

 

音楽会の最後で

この夏に出版された樹原先生の

「やさしいまなざし」

この楽譜におさめられている曲について

樹原先生がおっしゃっていました。

 

老いていくことは悲しい事?

そうではない気がします・・。

両親をみていて・・

体調が悪い母を献身的に看病し・・

支えている父をみていると

その母を見る父の「まなざし」が

本当に優しくて・・

そういう姿を子供たちに見せる事が

親としての「子育ての総仕上げ」

そうなんじゃないか・・

身体が歳をとってくことは

寂しいことだけれど・・

それとは反対に

今までになかった・・みえてこなかったものが

見えたり、感じたり・・

仕事1本だった父が

母に対して本当に優しくしている姿をみて

そう感じました。

そういう毎日を送ることは悲しい事ではない・・。

そう思うようになりました。

 

 

「子育ての総仕上げ」

親として子供にみせる人生の総仕上げ

きっと・・愛に満ち溢れていなければ

その最後のステージは

踏めないのではないかなって

先生の話を伺って思いました。

 

昨日の樹原先生のお教室の音楽会は

本当に素晴らしく、子供達が個性あふれていて

弾き語りに、独唱に、自作自演をしたり・・

とても和やかで温かい空気の中で音楽が流れていました。

 

そんな空気の中で一緒の時間を過ごせた事を

とても幸せに感じた1日でした(*^_^*)

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM

 

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コメント: 2
  • #1

    naoko (火曜日, 24 9月 2013 12:50)

    そっかあ、為になるなあ。

    精一杯生きてる私たちにも、

    きっと、何か出来るよね

  • #2

    みどり あい (水曜日, 25 9月 2013 08:24)

    nao-chanへ

    うん!出来るよ!
    いっぱいアンテナ張って・・
    がんばろう(*^^)v