プレピアノレッスン。

 

「ピアノを弾く」

 

右手と左手と違う動きをするわけで・・

ついでにペダルを踏むと

足も使い・・

弾き語りになると

声もだしていくわけで・・・

 

ピアノが初めての子供に・・

 

「これはド。」

4こ書いてあるから4回弾くのよ。

 

そう言ってすぐに演奏に入るのは

子供にとっては、あまりにも大変で、

つまらない事。

 

しかも、初歩の楽譜はたいてい「ド」の連続。

 

「ド」の連続だけを弾いて楽しいはずがないですよね・・・。

 

私はピアノが初めての子供達には

ピアノを弾く前のレッスンをします。

 

音符の読み方、リズムの取り方、拍子感

歌い方、感じ方・・

指先の運動・・・

 

しっかり準備をします。

 

そうすることで

子供達は初めてピアノを弾くレッスンで

「いきなり両手で上手に弾ける」

この体験をするのです。

 

できた!

たのしい!!

 

この気持ちがとっても大切。

 

昨日もプレピアノレッスンで

長調と短調のレッスンをしました。

 

小さい子は

曲を聴いて

「楽しい感じ?悲しい感じ?」

こう聞いても長調の感じと短調の感じが

よくわからない時があります。

 

楽しい、悲しいより

お空が晴れた感じ!!

お空が曇ってきた~!!雨が降りそう~!!

この問いかけのほうが、最近子供達には分かりやすいことに

気付きました(*^_^*)

 

Cのコードをアルペジオで弾いて

「お空、晴れてる感じする?」

Cmのコードをアルペジオで弾いて

「なんだか曇ってきたよ・・・」

 

そうすると一発で長調、短調が分かるようになります。

あとは実践。

いろんな曲を弾いて

「これは長調?短調?」

 

そのうちに、私が質問しなくても

自分が弾いている曲を

「これ、短調だよね」

と言えるようになります。

 

音楽って、曲を感じて演奏するもの。

ただ、音符を追って弾くだけでは

つまらない・・それは音楽ではないですよね。

 

音を感じ、楽しむ。

そんな風に育ってほしいのです。

 

プレピアノランドの楽譜の中に

「くびのたいそう」というのがあります。

曲を聴いて首の運動をします。

最後に顔を上げる時、

その曲が長調なら長調の気持ちの顔!

短調なら短調の気持ちの顔にします。

 

そして楽譜の中の顔の中にも

目と鼻を口と書きいれてみます。

 

昨日はこんな顔が出来あがりました(*^_^*)

 

 

 

 

レッスンが終わった後にする

ごあいさつ。

 

ここでは、Cmの音を弾いた瞬間!

マイナーだ!!の合図がちゃんとできて

おじぎをして終了!!

 

優秀だ~!!!

 

こうして、プレピアノランドで大切に、大切に

音楽を楽しむ心を育てていきます。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM