おじぎゲーム。

 

今日はさいたま市の小学5年生は南浦和文化センターへ。

管弦楽鑑賞教室へ出かけます。

「あした、たのしみだ~♪」と昨日来た5年生のT君も楽しみにしていました。

もちろん、息子もリュックを背負って朝ごはんもしっかり食べて

元気に出かけて行きました☆彡

お天気になってよかったです(^-^)

 

 

 今日はおじぎゲームについて。

 

レッスンで使用している

「プレピアノランド」シリーズの1巻に

 

長調&短調でおじぎゲーム。

というのがあります。

 

レッスンをはじめてしばらくは

C-G7-C

のコードを聴きながらおじぎをする練習をします。

 

きっとC-G7-Cのコード進行でおじぎをすることは

いろんな場所で経験しているはずです。

 

Cはドミソ

G7はシ(レ)ファソ

 

この響きと進行が耳慣れた頃・・

今度はCmのお出ましです。

 

Cmはドミ♭ソ

 

響きは短調です。

 

最初にCかCmか、聴き分けます。

Cだと思ったら「きをつけ」

Cmだと思ったら手を胸の前でバッテン。

 

おじぎゲームの始まりです(^^♪

 

ただ、おじぎをするのではなく

小さい頃からコード進行もしっかり聴き取れる力を

身につける事ができます。

 

コード進行はだんだん複雑になってきます。

耳慣れない音が聞こえたら

「え?」って顔をする子供達。

この

「え?」っていう顔が大事~!

いつもと違うことに気付いた証拠。

そして、またひとつ、違うコード進行を覚えていくのです(^^♪

 

曲を聴く時、演奏する時

その曲は長調なのかな?短調なのかな?

必ず考えてから演奏できるように・・。

 

響きを聴けばわかるようになってきます。

 

最初は長調と短調の雰囲気をつかむのは

小さい子ほど難しいです。

 

でも、たまに・・

楽譜の挿絵を見て雰囲気をつかむ子もいます。

 

先日のレッスンでも、この春入会したばかりの5歳のHちゃんが・・

短調の曲を歌う前に

「これ・・たんちょう・・」って当てました。

 

どうして、そう思うの?とたずねると

「夕焼けの絵だから」

 

夕焼け=物悲しいイメージ。

彼女にとってはそうだったんですね。

 

こうして、絵や言葉からイメージできることは

表現力にもつながっていくと思います。

 

イメージがわかなければ表現できませんから。

 

「音をしっかり聴く。」

レッスンの始まりのおじぎゲームから

すでに内容の濃いレッスンが始まるのです。

 

流石、「ピアノランド」!

おじぎをする時間ひとつ無駄にしない内容です。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM