レッスンでは始めと終りに挨拶をします。
習い始めて間もない生徒さんには
C-G7-Cで
簡単なご挨拶。
でも、このコードの進行って
曲を演奏する上で、一番大切なコード進行なんです。
みんなが自分の家に住んでいて
そこから毎日学校へでかけて・・
必ずまた家にもどってくる。
この場合、家がC、学校がG7。
だから必ずCから始まってG7学校へ行って
また家Cに帰ってくるのです。
曲もまた同じこと。
その曲がハ長調ならの主音のCから始まって
あちこちへ旅して
最後は属音G7を通って主音Cに戻る。
この流れを挨拶で学びます。
だから、そのうち、このコード進行は和音でなく
メロディの中のコードを聴き分ける挨拶になっていきます。
どんなに難しい曲を弾いていても
ただ、技術だけで感じずに弾くのでは
「音楽、音を味わう」
という一番大切な部分が抜けてしまい
ただの指の訓練になってしまいます。
音の響きを大切に・・
自分の音をしっかり聴きながら
演奏できるように・・
そのまず第一歩が、レッスンでの挨拶の練習なのです。
自分が弾いている曲のどこに
主音ー属音ー主音(これをドミナントモーションといいます。)
が入っているか・・
見つけられたらいいですね。
考えてみましょう。
「考えるレッスン」
自分で考える力を・・。
レッスンでどんどん身につけていってほしいと思います。
「考える力」
これは将来必ず
「生きる力」
になるはずだから。
愛♪PIANO SCHOOL ROOM
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