休符をしっかり見て弾こう!

 

「きちんと弾く」

ということはどういうことでしょうか?

 

楽譜に書かれていることを

しっかり受け止めて弾く

ということです。

 

音符だけ合っていればいい?

休符だってあります。

 

では、休符より音符のほうが大切?

それは違います。

 

物語を声にだして読む時に

息を吸わず、ずっと切れ目なしに読んだら

おかしいですよね。

 

息つぎはとっても大切です。

朗読が上手な人は

文章と文章の間の取り方が

絶妙です。

 

この、「間」が

休符であったり

ブレスだったりします。

 

休符がちゃんと出来ていない演奏は

「何も音がしない空間」

を楽しめていない

ということです。

 

リズムが複雑な曲であれば尚更です。

 

ピアノが上手な人の演奏もまた同じ。

「間」の取り方が絶妙なのです。

休符が曲の中で生きているわけです。

 

音符は弾くと音がしますが

休符は気を付けていないと

そのまま無視された状態になります。

 

ピアノランドを通して

「はじめから音楽を」

 

この言葉通り

無音も含め

(何も音がしない音も聴けるように)

いろんな音を楽しみ

フレーズを大切に

味わってひけるようになってほしいと

レッスンをしています。

 

誰かに語りかけるように・・

人に伝わるように

演奏してほしい

 

そう願っています。

 

音楽は自分の心を癒し

人の心を癒すものだから。

 

心に響く音をだせるようになれたら・・

 

素敵ですよね★

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM

 

 

 



 

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コメント: 2
  • #1

    こうママ (土曜日, 11 10月 2014 12:37)

    休符が苦手な私には耳が痛い話しです(-""-;)

    苦手だから、つい複雑なリズムの物は敬遠してしまう…

    私が弾くと、なんかまとまりのない感じになってしまうのよね(;-;)

    リズム感って大事だわ(>_<")

    昔、ピアノの授業で、音楽の先生に下手に聴こえるって言われたのを思い出したよ~。

    意識して練習すれば、今からでも間に合うかな…

    きれいな間を出せるように(^-^)v

  • #2

    みどり あい (土曜日, 11 10月 2014 15:26)

    こうママさんへ。

    音符と違って休符は、かなり意識しないと、見落とすものだから
    意識してピッタリその長さだけ休符を入れるようにすると、気分もすっきり、そして演奏にメリハリもでてくるよ。
    小さい頃から気を付けていかないと、後からって難しい。
    なんでもそうだけど、癖を直すことほど大変なことはないから。
    子供達には、まず癖をつけない。
    「休符」への意識を子供たちがもってくれるようにレッスンしてます♪