今年のレッスンノートには「お母様に書いていただくスペース」を大きくもうけさせていただきました。
今年の目標のページにも一言、おうちの方からの応援メッセージという欄がありますが、その他に、です。
お子様の良い所を20こ、書く。
お母様からご覧になられて、いいなあ、素敵だなあ・・と思ったところ。
なんでもいいんです。
素直
笑顔がよい
寝起きがいい
ご飯を美味しそうに食べる
泳ぎが得意
サッカーが上手
字がうまい。
ピアノが上手
読書をよくする
おいしい!と言える。
朝起きたら自分で用意ができる
怒られたらちゃんと謝ることができる
お友達想い
やさしい。
よく気がつく
お手伝いをよくしてくれる
兄弟の面倒をよくみる
朝起きたら、元気よく「おはよう!」と言える
とても頑張り屋さん
あきらめない。
学校を休まず通えている
好き嫌いなくなんでも食べることができる。
・・と、まあ、たくさんあると思います。
「よいところ」でなく「悪いところ」のほうが一気に書ける・・
という方は、もう少し「良い所」に目を向けてあげられるといいですね。
きっと書き出したら沢山あると思います。
自分の子供を見直すよいきっかけになるのでは・・。
ピアノの練習というのは、習わせっぱなしでは上達しません。
子供は自分から進んで練習をしません。
毎日の練習は大変ですもの。
最初は、初めてのことだらけ。
音符もリズムも指も・・頭の先から足の先まで使ってピアノを弾きますから、とっても大変なんです。
これが「練習しなさい」の一言ではまず、無理です。
今、どこを弾いているの?
そこの部分はむずかしそうだね。
昨日より、ぐんと上手になったね!
そんな声かけがとっても大切なんです。
忙しい、と言って子供に目が向かないと、まず練習はしません。
誰も誉めてくれる人がいなかったり、自分は練習しているのに家族は笑ってテレビを見ていたり・・
コンクールなどにバンバン子供たちを出すある先生は、教室の募集は
「熱心なお母様限定」とあったりします。
レッスンは必ずお母様同伴で。
お母さんがレッスン内容を頭に入れる。
帰宅したら一緒に復習をする。
これなら、まちがいなく上達はしますね。
でも、世間は、いつもレッスンに同伴できるお母様ばかりではありません。
どの時代も教室の中で憧れの存在になる生徒さんはいます。
では、その子たちはどうやって上達したかというと、やはりご家庭の協力がとても大きいのです。
計画をたてて毎日必ず練習をさせる。
側について練習を見守る。
レッスンで注意されたことは必ず直させる。
コンサートへ連れて行く。
この4つは徹底しています。
でも、世間はいつもレッスンに同伴できるお母様ばかりではありませんし、上記の4つの項目を徹底するのはお母様がたにとっては、とってもとっても大変なこと。
だから、このお母様の代わりがレッスンノートなんです。
子供たちが自分からノートを開いてがんばれるように・・・。
どうしたら、がんばれますか?
ちょっと嬉しいことが書いてあったりすると、開きたくなりませんか?
おかあさんが自分の良い所を20個もかいてくれたら、きっと嬉しくて何度もノートを開けたくなると思います。毎週のレッスンの後にノートを見て「今週もがんばれたね」の一言を書いてくれただけで、また開きたくなります。
大人だって、そうではありませんか?
嬉しいお手紙やメールをいただいたら、何回も開けてみたくなりませんか?
子供たちの今年のやる気はお母様方の応援にかかっています。
マイナスな言葉よりプラスになる言葉をたくさんかけてあげましょう。
3人のお子様がレッスンにいらっしゃっているお母様は、3人合わせていいところ60個。
快く、がんばって書きます、とおっしゃってくださいました。
とても嬉しいです。
子供たちを一緒にしっかり応援していきましょう!!
愛♪PIANO SCHOOL ROOM
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