久しぶりに、このタイトルの続編です。
福岡の高校から編入試験を受けて上野の女子校に転校しました。
新学期が始まり、教室に入ると共学とは全く違った雰囲気。
まあ、自由度が高い、といえば高いのですが・・
びっくりするほど自由な空気。
授業ものんびりだったので、専門の音楽の勉強に打ち込む時間がたくさんもてたことは、幸いだったと思います。
学校が終わると自宅へ直行。すぐにピアノの練習。
そんな毎日を2年間過ごしました。
クラスは持ち上がりだったので、だんだん女子校の、その自由な空気に慣れてきて(慣れたら楽で共学には戻れないくらい。笑)クラスメイトのことがよく見えてきました。
私が音大を目指しているのを知ったクラスメイトのCちゃんが、ショパンの曲がたくさん入ったテープをくれました。
音大受験するなら、こういうの沢山聴いた方がいいよって。
彼女は実は年上で音大を受験したけれど1度失敗して、もう諦めたと(確か家庭の事情で)言っていましたが、今から思えばなんで高校にいたのかな・・あれ?いくつ年上だったんだろ?とか不思議ですが・・。
いろいろ人生経験が豊富な彼女でした。
そしてYちゃんとの出逢い。
彼女もまた上野学園大学のピアノ科を目指すクラスメイトでした。
Yちゃんとは長い長いお付き合いになっていきます。(先日のウエノカイのメンバーです)
埼玉に引っ越してきて、私のピアノの練習に火をつけてくれたのが上野学園の中学生にピアノを教えていらした江口先生。
柔らかくてにこやかで、練習していない日があっても怒らずにご指導くださいました。
今も昔も変わらないと思いますが、行きたい音楽大学の教授を紹介してもらってその先生のレッスンを受けなければ合格は難しく、1レッスン、3万、5万は当たり前の世界です。(これは私が学生時代の相場なので今は違うかな)
私は・・
江口先生だけでいい、それで入れなかったら仕方ない。
という考えでしたから、受験までは江口先生と2人3脚で歩んでいくことになりました。
あ、もう一人、ソルフェージュの先生にもついていたのだった・・。
この先生はかなり怖くて、1度大泣きしたのだった。
いまだに、めっちゃくちゃ怒鳴られたあの日のことを覚えている私。
まあ、いつまでも出来ないのが悪いんですけどね。
怒鳴られたから、出来るようになったのも事実。
先生には感謝しています。
愛♪PIANO SCHOOL ROOM
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