この時期になると音楽会や合唱コンのピアノ伴奏で生徒さんが学校でピアノを弾く機会が増えます。
昨年と同じく・・今年もすでに10名の生徒さんがピアノ伴奏のオーディションに合格、(まだオーディションがこれからの生徒さんもいますので、増えるかも!)学校で伴奏をしています。
学校で弾くと、音楽の先生だけでなく、他のクラスの先生やお友達にも演奏を聴いてもらえる機会がでてきます。
そして、「ピアノ、上手だね。」と先生や友達から誉められました!とレッスンノートに書いてあったり、お母様からご報告いただいたりします。
楽譜通りに演奏するだけでなく・
人の心に残る音、届く音で弾いているからだと思います。
だって、他にもピアノを伴奏する子がたくさんいる中で、わざわざそうして声をかけてくださったり、お友達だって、きっとキラリと光るものがあるから誉めてくれるのだと思います。
そして、誉めてくださる人、お友達はみなさん、音がわかる人達。
ピアノが実は上手な先生や、ピアノを習っているお友達だったり・・
誉められるって、とっても嬉しいし、頑張って良かった、と思うし、これからの励みにもなるし、自信にもつながるし。
とっても有り難いことです。
私も子供たちの頑張りや、感性を誉めてもらえるのはとっても嬉しくて、嬉しくて・・。
伴奏のレッスンはとても厳しいです。
もちろん、怒鳴る、とかそういう厳しいのではなくて私が要求するものがとても多くて、出来たら、次、出来たら、次・・と細かすぎるくらい、これ以上はムリ~・・ってみんなが思うくらい厳しいです。
でも、それをみんな、真剣にこなします。
この過程を経験した生徒さん達は、本当に大きくなります。
まあ、これを普段のレッスンでやってしまうと、多分続かない。。というか、みんなオーディションに合格するためならばと頑張れるのですが、そういう目的がないとそこまで短期間で集中して練習もしないでしょうし、「もういいよぉ~」ってなってしまうだろうなあ・・。
と思うからやりません。笑。
基本は楽しく、ですからね。
音楽ですもの。
人の心に届く演奏ができる生徒さんを育てたいと思っています。
1音、1音に想いをこめてピアノを演奏することができるように・・。
そう、昨日のセミナーで涼子先生もおっしゃっていました。
音数が少ない曲でも、一つ、一つの音を大切に良い音で弾ける人は・・
そのうち音数が増えたときに、あきらかに人とは違う素晴らしい演奏ができるのは想像できますよね・・。
本当にそうです。
自分の音を聴きましょう。
耳を開いて、よく聴きましょう。
よい演奏はそこから始まります。
愛♪PIANO SCHOOL ROOM
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