三室中の先生のお話。

 

今日は教室で音楽会の伴奏に選ばれた生徒さん達の最後の音楽会がありました。

学校によって開催日がかなり違うので、原山中の9月の合唱コンから今日は三室小と道祖土小の音楽会で終わりです。

 

伴奏の練習はもっと早くから始まっていて春から練習をしていた原山中。

その後夏前に楽譜をもらって夏休み後にあるオーディションに向けて頑張った生徒さんが大半でした。

どちらにしても数ヶ月間、クラスの誰よりも早く練習を始め、誰よりも長く練習をします。

そして、本番は誰よりもプレッシャーをかかえて演奏します。

 

だけど、本番は後ろのほうで弾いている姿さえ客席から見えない、誰が弾いているのかさえわからない場所にピアノをセットしてあったりします。そんな時はせめて伴奏者の名前くらい放送してくれてもいいのに。。と思います。

 

でも、今日は道祖土小の音楽会で合奏伴奏の時にピアノの音が聞こえにくくなるので放送委員会担当の先生がピアノのマイクの音量をあげてくださったとか・・。とても嬉しい心遣いです。

そんな少しの心遣いが伴奏者と伴奏者を支えてきたご両親やピアノ講師の気持ちを温かくさせてくれます。

がんばってきてよかったね。と思えます。

 

ここで本題。

 

三室中の3年生の生徒さんHちゃんの担任の先生。

とても素敵な先生なんです。(お会いしたことはないですが)

 

ピアノのことを誰よりも理解してくれて、支えてくれてる先生なのだなあ・・と思った出来事がありました。

それは合唱コン当日。

担任の先生がクラスのみんなと伴奏者(Hちゃん)に向けて書いたお手紙。

お母様がうれしくて私に見せてくださったのですが、私も胸が熱くなりました。

 

練習量の多さ、練習開始がだれよりも早いこと、伴奏曲の難易度についてもご理解されていて、更に、Hちゃんが素晴らしい伴奏者であり、(昨年も担任の先生だったので)2年も連続でHちゃんと共に合唱を創りあげられたことが、本当に嬉しい、ありがとう。と・・これから本番、がんばるぞ、と締めくくられていました。

伴奏者にとって、これほどの激励の言葉はないくらいのメッセージです。

こういう先生に人生の中で出逢えるって、なかなかないと思いますが、本当に素晴らしい先生だと感動しました。

 

 

もちろん、原山中学校にも素晴らしい先生がいらっしゃいます。

子供達の心に寄り添える、そして応援してくださって、がんばってよかった、と思える言葉をかけてくださいます。

今回伴奏した息子も、昨年もたくさん声をかけてくださった先生が本番前に「勇気がでて自信たっぷりに弾けるような応援の言葉」をかけてくださったこと。結果に悔しい想いをしたSちゃんに対してクラスの担任の先生が本当に嬉しいメッセージをノートに書いてくださったこと・・

 

人は人との出逢いで人生が大きく変わるといつも思っていますが、心の持ち方まで変わってきます。

 

教室に通ってきてくれる子供達がちょっと辛そうな顔をしていると、この先、この子達の人生が明るくなるような、良い出逢いがたくさんありますように・・。心からそう思います。

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM