コード付けの練習。

 

12月のクリスマスホームコンサートに向けての練習がすでに始まっています。

学校で配布される「みんなのうた」の中から1曲選んでコードをつけて弾きます。

 

初めての生徒さんは、なるべく基本形で伴奏をつけます。

コードの種類も多くて5種類くらい。

 

今回が2度目、3度目・・の生徒さんは、最初は基本形で弾いて、それが頭に入ったら、もう少し頑張って、コードを転回して弾きます。

例えば・ドミソなら、ミソドって弾いても、ソドミって弾いてもいいんだよ。

前後のコードとの繋がりを考えて転回してみよう。

 

そう言って、アドバイスしながら転回しています。

 

そして、今回は4度目・・それ以上の生徒さんは、自分で考えて転回しています。

 

コードが沢山ある曲を選んだ生徒さんで、覚えられないからカタカナでドミソとかシレソとか書き入れて弾いてきた子がいました。そうすると、結局はコードをつかむ、練習にはなっても、カタカナを読んで弾いてしまうので、コードをみて弾く練習になりません。

あまりに多すぎてパニックになったお子さんへの緊急対応策でお母様が書いてくださったものでした。

私の対応がもう少し早かったら、パニックにならずにすんだのに・・。

と、申し訳ない気持ちになりました。

 

ですが、まずそこで、せっかく書き入れてくださったけれども、全部消していただきました。

 

1曲に出てくるコードの種類は20個も30個もありません。

7個、覚えれば、だいたい弾けます。

それに、ちょっとお洒落な響きが入るともう少し付け足す音が増えますが・・

最初はセブンスの音とかも省きます。

 

まず、曲のダイアトニックコードを書き出して、それをつかめるようにします。

それが出来たら、書き出したものを見ずに、Cならドミソ、Fならファラドと曲中でつかめるコードを1週間に1つ、2つ・・と増やしていきます。

メロディは弾いて、今週のお題のコードだけをつかむのです。

毎週、お題が増えるので、コードも増えていきますが、もうしっかり1週間弾いたコードなので、パニックにならずにすみます。

 

苦手な子はそうやって、慌てず、少しずつ弾けるようにしていきます。

 

この方法だと、ちゃんと自宅練習ができれば(やらないとムリです)しっかり弾けるようになります。

 

 

演奏の後は、楽しいゲーム大会もあります。

さあ、あと1ヶ月、子供達と共に本番に向けてがんばります!

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM