小学校でも中学校でも、卒業生を送る会の歌などの練習が始まっていますね。
そこでも、ピアノ伴奏者になる為のオーディションなどが行われます。
昨年の秋の音楽会のオーディションに思うように合格できずに(私としてはとても上手に弾いていたと思いますが)あんなに悔しい想いをしたであろう・・立ち直れるのか、とか、やる気がもうでないんじゃないか・・とかそんな心配をよそに、またチャレンジした小5の男の子が見事にオーディションに、文句なしで合格しました。
音楽の先生が変わったばかりで、伴奏の好みもあり、音楽的に演奏する、というより淡淡と弾く方がいいらしい、との事で、今回は淡淡と弾いていくようにしました。
なんというか・・私的にはどうかと思うようなところもありますが、ピアノが上手すぎると目立つので、普通のフラットに近い伴奏を好む方もいます。
でも、伴奏が上手だと、歌う時も表情が付けやすいと思いますが、その辺は指導の仕方や経験が関係するのかなとちょっと残念に思ったりもします。
ネット上でも、よく、あなたのお子さんの演奏はソロ演奏向き、といわれた、とか書き込みがあります。
表情を付けることがソロ演奏向きというのか、歌と合わせることをしないで弾いてしまうことをいうのか、よくわかりませんが、上手であれば、あとは指導者が歌唱力に合わせて伴奏の指導をすればいいと感じます。
誰もが納得する結果を子供達も親も私たちピアノの指導者も望んでいます。
本番、聴きに行って、あれ?と思うようなことがあれば選ばれた子も可哀想です。
結果にどうしても納得いかず、どんなに頑張っても選ばれない、と諦めてしまう子もいます。
上手に弾ける子は耳もいいです。
だからオーディション結果に納得出来ないときもあるようです。
オーディションという形を取る以上は公正なる判断と、また落ちた子に対する声かけも大切かと思います。
愛♪PIANO SCHOOL ROOM
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名ばかりのオーディションはいらない (水曜日, 06 2月 2019 20:22)
音楽の先生ならわかってくれると思うのは間違いだと最近気づきました。学校の先生は力強く弾く人が好きなような気がします。音の綺麗さは二の次?伴奏の為に普段の弾き方を崩したくないし壊されたくないです。オーディションで落ちると自分の演奏を否定された感じで落ち込みます。ピアノが専門ではない先生に色々落ちた理由を言われるのも腹が立ちます。学校はいろんな子に弾かせてあげたいからとうまく弾けない人を選んだりもしてます。学校って平等、平等と言っているけど、本当にこういうのは平等なんでしょうか。努力して練習しても、今まで弾いたことのない人とかを選ぶならオーディションなんてない方がいいと思います。
みどり あい (木曜日, 07 2月 2019 21:01)
名ばかりのオーディションなんていらない、さんへ。
ピアノの演奏の善し悪しというのは、結果を機械で計り、数値をだすものではないですよね。
人の心やセンスが、「良い演奏」を選ぶので、先生によってその基準はさまざまです。
音楽も美術も芸術関係の評価はとても難しいものだと思います。
ピアノは小さい頃からみんなが遊んでいる時間に練習を積んで上達するもの。
だから、そこに平等は私もいらないと思います。
それだけの努力をしてきたからこそ、いい音を聴き分ける耳が育ち、よい演奏ができるようになるのですから。
あなたの演奏が音楽の先生に認められなくても、きっと誰かは素敵な演奏だと思っているはずです。
だから、落ち込まないでくださいね。
あの有名なフジ子ヘミングさんだって・・正統派のピアニスト達からは最初はコテンパンに言われていたのですから。音楽は人の心をうつもの、人の心に響かせるものです。
あなたの演奏がこれから沢山の人の心に響くように練習、がんばってください!