中学校卒業式でした。

 

入学式も、卒業式も・・

小学校の時もそうでしたが、晴天！

まだ肌寒い感じはしましたが、青空の下、息子の通う中学校の卒業式が行われました。

 

 

 

受け付け開始時間に到着しましたが、すでに受付が始まっていて保護者の方々が着席されていました。

通路側から埋まっていくので、真ん中より後ろになりましたが、ピアノがよく見える場所だったので良かったです。

 

式歌は「大地讃頌」と「旅立ちの日に」。

息子は1年生の時からずっと弾きたかった「旅立ちの日に」を伴奏させていただきました。

 

一般的に歌われている「旅立ちの日に」ではなく、9ページほどあり、後半かなり盛り上がるアレンジの楽譜でした。

 

他の中学校でも、今日、この教室のHちゃんが「大地讃頌」を代表で伴奏しました。

きっと、立派に演奏したことと思います。

 

合唱コンクールとは、また雰囲気も空気も違う厳かな式の中での伴奏経験も、機会あって、させていただけたことに心から感謝します。

 

 

3年前の4月、中学生になれるのかな・・大丈夫かな・・

入学式の時には大きな3年生をみて、ちょっぴり不安だったりもしましたが、あっという間に3年生になり、受験が終わり、それぞれの道に歩み出そうとしています。

 

息子にピアノを教え始めた時には、中学校の合唱で伴奏ができるくらいにはなってほしいな・・

そんな思いでした。

息子と共に歩んできた時間・・

ピアノ以外の習い事も、全て最初は私が勧めたものだったので、息子的には多少、不満もありながら歩んできたこともあったようですが、中3の終わり頃になって「僕が習ってきたもの全て、無駄なものはなかったね。ピアノも将棋もスイミングも公文も・・全部、やっていて良かった。」

そう言うようになりました。

 

ピアノに関してもここまでの道のりは簡単ではなかったけれど、（練習しない息子なので）それでも、長い目で見て本人が、続けていてよかった、ありがとう。と言ってくれる日がきたことは親としては感無量です。

そして息子からもらった手紙には「ピアノはこれからもゆっくり続けていこうかな」と書いてありました(^^)

 

ピアノの合唱伴奏だけでなく、伴奏者賞までいただいた昨年の合唱コンは母として、ピアノ講師として、これ以上ない息子からのプレゼントでした。

 

特別、足が速いわけでもないけれど陸上部に入って、小さな体でいっぱい足を回して一回りも二回りも大きい子達とトラックを走って頑張っている姿にも楽しませてもらったし、毎日楽しく学校へ通えたことも、そんなクラスの仲間に恵まれたことも、良い先生方と出逢えたことも・・沢山のことに感謝です。

 

今日は学校に行き、机の上にメモが書いてある付箋がはってあったようで、2年生の時の担任の先生からで、今日の伴奏と息子のピアノに関する嬉しいメッセージがあったそうです。

心温かな先生方に見守られながら中学生活を過ごしたんだなあ・・と

その付箋を見せてもらって胸が熱くなりました。

 

 

しかし・・

原山中学生は歌が上手い。

君が代斉唱から、めちゃくちゃ上手かった。

 

「大地讃頌」を伴奏したO君も落ち着いていてピアノの音色が美しく、とても素晴らしい伴奏に生徒たちの歌声が響き、本当に心に残る合唱でした。

「旅立ちの日に」は、あれは泣いて歌えないよね・・と思っていましたが、やっぱり・・。

3年生女子のすすり泣きがこの曲から聞えてきました・・でも、下級生がしっかりカバーしてくれていました。

歌っていいですね。

 

今年は指揮者も伴奏者も4名、全員男子でした。

 

最後は校歌を吹奏楽部の伴奏で。

 

ブラボーでした。

 

退場は吹奏楽部の演奏で蛍の光。

 

感動の嵐で担任の先生方と生徒達の退場のシーンが一番心に残りました。

 

 

今日は息子だけでなく、HちゃんもMちゃんもKくんも・・Tくんも・・

この教室の生徒さん達、元生徒さん達がたくさん中学を卒業しました。

 

みんな、みんな、卒業おめでとう！！

 

人生はまだまだこれから。

今からならなんだって出来る！

 

夢をいっぱい持って・・

高校生活、楽しんでくださいね！

 

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM