脱力法について。

 

一昨日の斎藤守也さんのセミナーでは「左手の脱力法」について学んできました。

 

スポーツでもピアノでも・・

体の力を抜く、脱力というのは大切です。

 

ただ、力を抜く、と言っても全身の力を抜くというわけではなく、余分な力を抜く、ということです。

 

言葉で言うのは簡単ですが、実践は本当に難しいです。

私自身、脱力法に関しては学生の時に学んでいないので、どっちかというと「根性」で演奏していた部分もあります。

 

私の大好きなレ・フレールの連弾は1曲弾くと、本当に疲れます。

特に左手の繰り返される同じ伴奏パターン・・テンポも速いので、だんだん力が入ってきて途中でギブアップすることもしばしば・・

 

力を抜く・・。

 

ほんっとうに難しいです。

 

その力を抜いて演奏するための練習法を守也さんがレクチャーしてくださいました。

 

昔、生徒さんと発表会で連弾した「On y va!」を始め、守也さんがアレンジした「左手のための伴奏型エチュード・いとまき」などを弾きながらの贅沢すぎる夢のような時間でした。

 

「いとまき」はみなさんがご存知の、あの「いとーまきまき・・」の曲ですが・・。

めっちゃくちゃ格好いいアレンジになっています。

また、それを守也さんが演奏すると圧巻でした。

 

もう、かっこよずぎる!

 

・・・と・・脱力法はどこへやら・・

いけない、いけない・・

 

だってファンなんだから仕方ないですよねーーー。

 

いつもレ・フレールのコンサートへ行っても、遠ーーーーーーーーーくから見るだけだし。

あんな目の前で演奏されたら・・目がハートになります。

 

息子もあのくらい弾けたら、もっと楽しいだろうな・・

 

そんなことも思いながら聴きました。

 

とにかく、ゆっくり、焦らずに・・

 

「ブラン・・フワッ・・」を繰り返す。

 

マジックを目の前で見ていて種明かしをされたけれど、実際にすると難しくて練習が必要、ということと同じ、ともおっしゃっていました。

 

すぐに脱力なんか出来るわけないです。

 

でも、方法がわかれば、あとは練習あるのみ!!

 

音楽会で息子と弾くレ・フレール。

力まずに弾けるように頑張りたいです。

 

愛♪PIANO  SCHOOL ROOM