中学生、高校生は4月から・・
そして小学生の高学年の生徒さんは今月に入ってからボチボチと音楽会の練習に入っています。
音楽会で演奏する、となると普段練習している曲の何倍も難しい曲を選ぶ生徒さんもいます。
お薦めしているのは、いつもの練習曲より、少しだけ難しい曲です。
音楽会のステージは大きいし、お客様もたくさんいらっしゃるし、いつもとは違う空気の中での演奏になります。
だから、自分の演奏がいっぱい、いっぱいだと空気に飲まれちゃいます。
それでも!!!
いやいや・・絶対この曲がいい!という生徒さんにはチャレンジしていただいています。
だって・・
いつもはあまり練習してこないのに(ごめん)、こんなに難しい曲を弾くの?とちょっぴり面白かったりするのですが、これを機会に頑張れるのであれば、いいチャンス。
そして、脱線しそうだったはずのレールにきちんと乗れたら、本人が一番自信がつきます。
そこで・・
まずは練習計画をたてて、計画通りに進めること。
今年のレッスンノートは音楽会の計画表も入っています。
曲が決まったら記入してアンサンブルの相手が決まったら記入します。
今回が4度目のKちゃんは、私が声かけをする前に自分でこのページに記入できていました。流石!!
そして・・
今は5月ですから、12月の音楽会から逆算して練習計画をたてます。
中学生、高校生、そして難易度の高い曲を選曲した小学校の高学年の生徒さん、あとは秋の学校音楽会でピアノ伴奏にチャレンジする生徒さんは、8月までに両手譜読みを終わらせてある程度弾けるようにすること、を目標にしています。
その後3ヶ月で曲想をつけたり、テンポを上げたり、余裕を持って弾けるようにする練習をします。
秋に入ったら本当に忙しいですから。
中高生はテストに文化祭に・・体育祭もある学校も。
そして高校生は12月の音楽会のすぐ後に期末テストです。
8月までの学校行事などを考えて曲のページ数を割って記入します。
全9ページの曲の場合・・
6月1~3ページ
7月4~6ページ
8月7~9ページ
といった具合です。またこれを1月で割って、私が宿題を出します。
だから、計画通り、次にここまで練習してくる、が今、できないのなら、きっとずっと出来ません。
今の量ができない、ということはどんどんたまって増えていく量をこなすことはできないからです。
それを子供達に話しています。
だから7月までにここまで計画通りにできない時は曲を変更します。
それも伝えてあります。
今のところ、練習を開始したほとんどの生徒さんが計画通りに練習してこれています。
特に新中学1年生。男子!!
毎日40分練習して頑張ってくる子もいます。運動部なのに!男子なのに(笑)!!
めきめき上達してきています。
お母様のサポートも素晴らしいです。
きっと、上手に声かけされていらっしゃるんだなあ・・と思います。
何か大きな目標があるときにはその目標から逆算して計画をたてて実行することの大切さを、今から学んでおくと、ピアノに限らず他のことにも共通しますから、自分で計画をたてていけるようになります。
我が子に言ってもなかなかしません。
それは私も同じです。
息子に何度言っても、聞いてるんだか、抜けていくんだか・・・。
ここにきて・・
生徒さんの中にで親子喧嘩が増加中です・・。
昨日はご報告があっただけで2件・・・。
親は解っているから、いつまでも集中して練習しない我が子にイラってきますよね。
イラッときたら怒らずにラインください!!
自宅で声かけしても上手くいかないとき・・
その他、レッスンについての悩みごとがありましたら、ラインでご相談くださいね。
レッスン後のお返事はなかなか出来ないと思いますが、後ほどお返事させていただきます。
愛♪PIANO SCHOOL ROOM
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