幻となった大地讃頌。

 

今日は春のような気温でした。

久しぶりに息子とロココと一緒にお散歩しました。

ちょっと歩いてパン屋さんまで。

 

でも、お目当てのパン屋さんはパンがむき出しに陳列してあったので・・

欲しいパンは買わずに帰ってきました。

 

散歩途中の道祖土小学校。

校庭は誰もいませんでした。

 

みんな家の中にいるんですね。。

 

ほんとうに・・外へ出て誰もいない校庭を見ても・・

商品がなくなった空の陳列棚をみても・・

ため息がでてしまいます。

 

でも、近くの公園はお昼過ぎは園児でいっぱいですけど・・。

 

 

そんな中・・

 

昨日、残念な報告がありました。

卒業式で大地讃頌を伴奏することになっていた生徒さんからでした。

 

「先生・・卒業式は大地讃頌も旅立ちの日にも歌わないことになりました」

 

ということは、伴奏がなくなった、ということです。

 

「この大地讃頌、お母さんも中学の卒業式で伴奏したんです。

その時の楽譜がこれなんです。」

 

受験真っ只中にピアノの伴奏の練習とオーディションがありました。

緊張しながら、みんなオーディションに挑んだと思います。

 

そう言って年期の入った楽譜を見せてくれました。

「じゃあ○○ちゃんも、自分の子供が中学生で伴奏することになったら、3代続けてになるね」なんて話していたのに・・。

 

どんなに残念かと思うと、可哀想でなりません。

 

でも、卒業式もない学校もあるようなので・・

卒業式があるだけいいじゃない・・というのは、頭で分っていても気持がついていかないことでしょう。

 

卒業式って・・

歌があるから最後、感動して泣けるんですよね・・・。

 

卒業式の日に、YouTubeで彼女の伴奏をアップしたいと思います。

みなさん、聴いてあげてくださいね。

 

 

愛♪PIANO SCHOOL ROOM