息子が小学生の頃、毎日、学校の宿題に「音読」がありました。
これがまた、親が読ませて、ハンコを押すという、我が家では夕食の後の日課になっていましたが、内心、面倒くさいなあ・・なんて思っていました。
自分が小さかった時は音読の宿題なんてなかったすし、宿題の量も少なかったので、今の時代はどうしてこんなに宿題が多くて親が手伝わないといけないものが多いのだろうか・。なんていうことも思ったりしていました。
それはやがて。。
息子が成長するにつれて、大切なことだったと気付いていきました。
学校のテストで、何か暗記するときは「書く」より「声に出して読む」ことが推奨されていますし、断然、「読む」方が量をこなせます。
記憶に残るんですね・・声を出すと・・。
ピアノも同じだなあと思います。
必ず、新しい曲は指追い読みをして、メロディを弾く時は声を出すように指導しますが、
その作業をきちんとこなせている子は、上達も早いですし、読譜もしっかりできるようになります。
練習中に、声を出していないと、声を出すように声かけをされているお母様もいらっしゃるようで、ありがたい限りです。
どうせ、練習するのですから、声を出しても出さなくても練習時間は一緒。
だったら、何倍も上達する方法で練習したほうがいいですよね。
ドレミで歌って弾く。
音程は取れても取れなくてもいいんです。声を出すことが肝心なのです。
愛♪PIANO SCHOOL ROOM