今日は1ヶ月に1回のピアノの先生方との学びの会でした。
川口のグリーンライトピアノエレクトーン教室の南妃先生がホスト役。
そしてテーマは「ポピュラーをどう教えてる?」でした。
①選曲の時に何を大切にしているか?
②弾けなさそうだな〜と思った時にはどうする?
③楽譜は何を基準に選ぶ?
④発表会向けに曲を仕上げる時、もしくは動画を撮ってまで仕上げる時、何を大切にレッスンするか
⑤お家ではどんな点を注意するようにしているか?
大きくこの5点について全員の先生方が自分の考えを発表しましました。
もちろん、先生全員クラシック育ち。ですので、レッスンはあくまでもクラシックをメインに教えています。
そこに、ポピュラーを取り入れるかどうかという議題でした。
いっさい、レッスンではポピュラーはやらない。
練習してきても、メインメソッドをやった後の数分間だけおまけ的に弾く感じ。
ポピュラーの曲を1曲やると決めたら、絶対に最後まで練習することを約束できれば(途中で諦めずに最後まで弾く)スタートする。
色々な意見がありました。
それもその教室の特色でもありますし、先生の考え方でもあります。
保護者の方からクラシック1本でとご希望があったりすることもあるようです。
ちなみに・・私の答えはコチラ。(教え方についても発表しましたが、企業秘密ですのでw)
①原則生徒さんが弾きたい曲
②1フレーズでもいいから弾けるようにしてあげたい(満足感につながるため)
③電子楽譜カノン、プリント楽譜(コードが載っている楽譜)
④細かい指導はいろいろあるけれど、これはポピュラー、クラシックに関係なく、途中で止まらない、つっかえ弾きをしないようにすること
⑤これもベーズ音やリズムを大事に・・とかありますが、ポピュラーはみんな、弾きたくてたまらないので放っておいても練習するので、他の練習曲も忘れずに練習すること。
楽しいから、それだけしか弾いてこなかった・・という事例が多いので。
好きな曲やジャンルはその子によって違いますし、親がクラシックを弾かせたい、と思っていても練習する本人がポピュラーが好きなら、ポピュラーも弾かせてあげたいと思っています。
弾きたくない曲を練習するのは誰だって嫌ですもの。
なんでもいいから、楽譜を見てピアノを弾く時間をもてれば、上達します。
クラシックって、身近でないですし(日常、耳に入ってくる曲はポップス系の方が多いですよね)、知らない曲より知ってる曲を弾きたくなるのも、よーくわかります。
そういう楽しみも味わいながら、少しずつクラシックを学んでいけたらいいんじゃないかなあって私は思います。
まあ、こういう私も、中学生の時にリチャードクレイダーマンの「渚のアデリーヌ」を弾かせてもらった時に、初めてと言っていいほど、「ピアノ、楽しい!」って思いましたもの!
最後に一つ。
クラシックをお子さんに弾いて欲しい親御さんへ・・・。
日常生活の中にクラシックをどんどん取り入れてみましょう。
クラシック音楽が身近になるように食事の時、朝の支度の時、就寝前・・いろんな場面でサラッと流してあげるのがお勧めです。
愛♪PIANO SCHOOL ROOM