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合唱コンクールを終えて 続


いつもブログをお読みくださりありがとうございます♡

愛♪PIANO SCHOOL ROOM講師の見取愛です。


昨日のブログの続きを書かせていただきます。

合唱コンクールで最優秀伴奏者賞を受賞した中学3年生のKちゃんの身に何が起きたのか。

そのことについて。

Kちゃんはずっとずっとお母様が中学の合唱コンでモルダウを弾いてほしい、と思っていらしたのでその願いを叶えるべく、頑張ってきました。

そして中3で本当にクラスの曲が「モルダウ」に。

難しい伴奏ですが受験勉強を頑張りながら練習してきました。


しかし問題が発生。

指揮者の子がなかなか上手に振れず、ほぼ一本調子で振りまくる。テンポも速くなったりゆっくりなったり。。

もちろん、ritとかa tempoとかなんぞや?の世界だったようで・・

その指揮にピアノを合わせると、伴奏がめちゃくちゃになる・・

テノール男子くんたちも、ピアノの音を聴いて合わせることができない・・

そんな状態が本番の4日前。

4日前のレッスンで、どう対策を取ったら良いのか話し合って、その練習をしました。

もちろん、音楽関係の中学校ではないので、そういうことは起こりうるわけです。

だから、その男子君が悪いわけでもないのですが、努力してなんとかなる、というレベルの話でもなさそうで・・・

校内合唱コンがレッスンの日だったので、その動画も見せて頂きましたが、なかなか伴奏が大変そうでした( ;∀;)

流石に今回は伴奏者賞は難しいし、Kちゃんがずっと練習をしてきたようには弾けないのも辛いだろうな・・と思っていました。


でもKちゃんは最後まで望みを捨てず帰宅してからも「その指揮」に合わせられるように必死に練習をして本番に臨みました。

その結果・・

最優秀伴奏者賞、クラスは銀賞に輝いたのです。

最後まで諦めない、そこですね。

これまでの合唱コンの逆転劇をなん度も見てきましたが、伴奏者が最後まで諦めない・・クラスを動かしていく・・

そこからクラスが一つになってすごいパワーが生まれます。

合唱コン当日にお母様から喜びのメッセージをいただいた時は嬉しすぎたのとびっくりしたのとで泣いてしまいました。

合唱コンクールはクラスで盛り上げて協力して発表するもの。

みんなで力を合わせれば数日前からの逆転劇はあるあるなんです。

みんなが最後まで諦めないで全力で頑張った証だと思います。

そのクラスのみんなを引っ張っていくのはやはり伴奏者じゃないかなとも思います。


過去に書いた「合唱伴奏に選ばれる基準」という投稿に毎年コメントが何件もきます。

今年も数件きています。

今年の合唱コンの時も相談がありました。

そのことについては次回書いてみたいと思います。

「合唱伴奏に選ばれる基準」の投稿はこちら。


愛♪PIANO SCHOOL ROOM